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自然を揺るがす少女と。【白蓮銀】④
2017-01-15 16:24:27 |  コメント(0)
「師匠のおかげ」 「へぇ、師匠」 差し伸べられた手には頼らず、少女は自力で立ち上がる。 「……アンタ、強いのね」 「そりゃあ、ねェ。お嬢ちゃんのいう『師匠』よりも強い自信はあるで」 //

自然を揺るがす少女と。【白蓮銀】③
2017-01-15 16:16:38 |  コメント(0)
「ちょっと、アンタ!さっきから、ついてきて何なのよ」 「そんなんウチの勝手やん」 「はぁ!?」 平然と言ってのけた銀に、少女は嫌気がさし、バッグの中に手を伸ばす。 苛立ちを隠そうとしな//

自然を揺るがす少女と。【白蓮銀】②
2017-01-15 16:04:01 |  コメント(0)
「なぁなぁ、どないしたん?」 少女に目線を合わせるようにして、銀は屈む。 突然話しかけてきた銀髪の女に、一瞬驚いた様子を見せると、少女は眉間に皺を寄せた。 「誰よ、アンタ」 「いきなり//

自然を揺るがす少女と。【白蓮銀】
2017-01-15 15:54:35 |  コメント(1)
「何も下界に来たのは、これが初めてじゃないんよ」 下界に降り立った、番人達。 そのうちの一人である、銀は愛用している扇子で口元を覆い、目を細めた。 「聞きたいじゃろ」 いいや、と首を横に振った番//

♪タンバリンの歌(丹波燐)
2016-12-23 22:21:24 |  コメント(0)
タンバリンの歌 作詞・作曲:上戸サク(黒江の教え子) タンバリンをシャンッ♪ シャンシャンッ♪ 一つ鳴らせば 雨が降る〜 天変地異を操作して 「最強だよ」と威張っちゃう それが燐だ//

この夕陽に想いを馳せて【美影神羅】④
2016-12-19 22:57:40 |  コメント(0)
「あの時、聞いた声は––––、誰だったんだろうね…?」 思い出せない。思い出せないんだ。思い出したいのに、何故なんだい? 美影は答えを求めるように影を見る。 影は困ったように揺らいだだけだ//

この夕陽に想いを馳せて【美影神羅】③
2016-12-19 22:57:27 |  コメント(0)
「うんうん、これなら死ねそう」 –––––ある日の仕事帰り。 隣を歩いていた不動を欺き、近くの廃ビルに踏み入った。 長い螺旋階段を上って、錆びた扉を開けると途端に風が吹いた。 ブワッ、と//

この夕陽に想いを馳せて【美影神羅】②
2016-12-19 22:57:19 |  コメント(0)
–––––あー、もう。本当にもう。 この木更津市の何処かにある丘に寝転がり、橙色に染まった空を細目で見る。 「何で邪魔するかなぁ」 呟いて、瞼を閉じる。暗くなる視界。脳裏を過ぎる、自分の過去//

この夕陽に想いを馳せて【美影神羅】
2016-12-19 22:57:07 |  コメント(0)
バシャッ、と水飛沫が散った。 「もう、探しましたよ、美影さん!」 聞き慣れた後輩の声が何だか鬱陶しかった。 チッ、また失敗したか。と舌打ちをかまして、立ち上がる。 「後、もうちょっ//

黒江と丹波の初期設定 ②
2016-12-18 23:06:42 |  コメント(0)
青泉 雫(23) …黒江の初期設定 元古本屋。緑の元カノ。 古本屋は一人で営んでいた。 前世では結婚してラブラブだが、現世では別れる。 緑が未練がましい為、ウザいらしい。 異能力「廃//

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